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再生可能発電は、石炭に次ぐ第2位の地位に

http://www.iea.org/newsroomandevents/news/2015/august/renewable-electricity-generation-climbs-to-second-place-after-coal.html
— Renewable electricity generation climbs to second place after coal
Growth driven by wind and solar —
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— 再生可能発電は、石炭に次ぐ第2位の地位に~風力や太陽光が躍進 —
    IEAニュースレリース       2015年8月6日
   [注:図は上記サイトを参照のこと]

1)2014年、OECDの34メンバーの電力総生産は2013年に比べてわずかに減少して、10,712億kWhとなったと国際エネルギー機関(IEA)が発表した。この減少は化石燃料と水力によるもので、一方、水力以外の再生可能エネルギーの目覚ましい増加(+ 8.5%)と原子力の若干の増加(+ 0.9%)により償われた結果である。[図1]

2)水力以外の再生可能電力の増加は、太陽光や風力によるもの。2014年には、OECD欧州においては太陽光発電は17.3%のシェアを獲得し、固体バイオ燃料を抜いて水力以外の再生可能電力の第二位の位置を占めた[図2]。

3)発電の増加は非OECD諸国において顕著となっている。IEAが発表した最新のデータでは、世界の発電が2012年と2013年の間に2.9%増加を示している。データは明らかに二つの異なる傾向を示しており、OECD内では2010年から2013年の間で-0.35%のマイナスの年間平均成長率であるのに対して、それ以外の世界では顕著に成長(年5.6%)している[図3]。その結果、2011年に非OECD諸国は史上初の、OECD諸国よりもより多くの電力を生産したことになる。

4)2013年のデータでは、世界の再生可能エネルギー発電が総電力の22%または5,130億kWhを生産する、石炭に次ぐ第二位の電力源となって、天然ガスを追い抜いた[図4]。さらに、2013年においては、世界の水力を除いた再生可能電力量は1,256億kWhまたはグローバル電力生産の5.4%にも上ったことになり、これは、初めて石油火力発電を上回ったことになる。
 なお、同年において、石炭による発電量は9,613億kWhで世界電力生産の41.1%と、最高レベルに達した。この増加は非OECD諸国によるものであった。

5)グローバルレベルでは、再生可能エネルギーの大部分は、住宅、商業や公共サービス部門で消費されている。しかしこれには、2つのパターンが識別される:非OECD諸国では再生可能エネルギーは電力と熱の生産には22.3%しか使われておらず、60.7%が住宅、商業や公共部門で使用された。一方OECD諸国では、再生可能な一次エネルギー供給(58.5%)の半分以上は、電力と熱を生成するために使用された[図5]。